「読書は大切だ」「読書をしなさい」「○○な人は読書家である」こんなことを言っている人ってよくいますよね?でも何故読書が大切なのかについては人によって言ってることがまちまちだったりします。
そんなわけで、出来るだけ網羅的に読書のメリットとデメリットをまとめ、読書をすると何が起きるのかを解説します。
これを読んで、読書とは何なのかについて理解を深めてみてください。ただ、最初に右のスクロールバーを見てください。本記事は画像を入れていないのですが若干長いです。
時間がない方は最後のまとめだけ読んでみてください。最小の文字数でまとめてみました。
読書のメリット
- 活字を読むスピードが上がり、理解力も上がる
- 知識・情報が増える
- 多角的に物事を見られるようになる
- 悩みにくく、悩みを解決しやすくなる
- 銃弾から身を守れる
- 生活や仕事などの時間が効率化できる
- 相手の気持ちがわかるようになる
- ちょっとおしゃれな小物にこだわれる
- 言葉の引き出しが増える
- 文章を書くのがうまくなる
- 記憶力が上がる
- 物の良さに気付ける
- 筋トレになる
- 偉人の知識を短時間で吸収できる
- 人の人生を疑似体験できる
- 情報整理がうまくなる
- 継続力が上がる
- 手先が器用になる
- 集中力が上がる
- ストレッチをするきっかけをくれる
- ストレス解消になる
- 美的センスが磨かれる
では簡単に解説していきます。
活字を読むスピードが上がり、理解力も上がる
これは多くの活字の本(ビジネス書・小説・自伝・哲学書など)に当てはまります。単純な『慣れによる成長』ですね。
知識・情報が増える
『情報』・・・劣化しやすい、知識の元になる人や物について提供される内容
『知識』・・・劣化しない、経験や教育によって加工された情報と技術
つまりいろんなことが頭に入ります。
多角的に物事を見られるようになる
賛成派・反対派・中立色々な本があり、色々な考え方があります。また、一冊の本でも色々な角度から物事を考えていたりします。特に哲学書は嫌になるほど多角的に物事を考えたりしますね。多角的な思考を知る事で自分も多角的になれます。
悩みにくく、悩みを解決しやすくなる
悩むというのは自分の中に悩みを解決できる情報や知識が不足してるということです。情報や知識が増えることで悩みは解決しやすくなります。
銃弾から身を守れる
これはもうわかりますよね?父の形見の本を懐にしまっておきましょう。
生活や仕事などの時間が効率化できる
『○○時間術』『○○する方法』『○○入門』こんな本を読むことで人生の時間はどんどん余裕が生まれます。色々な方法を知る事ができます。
相手の気持ちがわかるようになる
あ、これは書きましたがよくわかりません。私は読書好きなんですが、相手の気持ちは分かりません。多分共感能力が上がるという意味ですが、私は共感能力が皆無ですので解説できません。申し訳ないです。
ちょっとおしゃれな小物にこだわれる
読書をしているとちょっとした小物が気になったりします。私は読書をするようになってからアロマオイルが好きになったり、おしゃれなしおりが好きになりました。こだわれるものができるのって無趣味な人にはメリットになっていると思います。
言葉の引き出しが増える
これは色々な本を読むと独特な言い回しや例えを見るようになるので、それを自分も使えるようになるということです。
『ヤバイ』『マジ』『かわいい』『かっこいい』こんな言葉多用してませんか?もしそうならマジヤバイっすね。
文章を書くのがうまくなる
文章をうまくなるコツはとにかく書くことだそうですが、読んだことない文章を発明するよりも、他人の文章を読んでヒントを得るほうが効率的です。
記憶力が上がる
本を読んだら思い出したくなる時が必ず来ます。物事を記憶するためには思い出すことがとても大切です。その機会が増えるので記憶力が上がります。
物の良さに気付ける
読書ではゲームや漫画ほどの集中力は発揮されません。ですので、椅子が合っていなかったり、机の高さが合っていなかったり、ちょっとした不具合でも気になります。そんな時ちょっといい椅子を買ってみたりするとその価格の意味が分かる場合があります。
それ読書のメリット?・・・え?そうですけど何か?
筋トレになる
これはもう凄いです。『21世紀の資本』『コトラーのマーケティング入門』読んだことありますか?筋トレになります。もしかしたら銃弾もいけるかもしれません。
偉人の知識を短時間で吸収できる
これはビジネス書や自己啓発書、専門書などが該当します。書籍はその道のプロや天才と呼ばれる方が長い期間を費やし体系的にまとめた知識の塊です。そんな知識の宝石箱を本の数時間で吸収できます。
人の人生を疑似体験できる
上記と少し似ていますが、自伝や小説などが該当します。その人の人生や物語の主人公の体験を経験することができます。また、文字だけで疑似体験=想像力UPにもつながります。
情報整理がうまくなる
- 大量の情報から要点を探すのがうまくなる
- 情報を引き出す頻度が上がる(調べなくても頭に入っている)
- 情報整理術を学習できる
工具箱やビーズケース・タンスなんかを思い浮かべてください。大きさは知識の量、目的のものを取り出すスピードは整理のうまさです。でも間違えないでください、引き出しが多ければいいというわけではなく、あくまで『使いやすさ』が重要です。
継続力が上がる
継続力の源は達成感です。本を読み終わるたびに達成感を感じ読書を継続する力が湧きます。
手先が器用になる
最近の本って紙が薄くないですか、1ページずつめくる為には器用さが必要なのです。
集中力が上がる
普段の生活の中で集中する時はゲームや漫画、YouTubeなど娯楽が多くあると思います。それらは依存性があるので集中出来て当然ですが、読書には依存性はあまりありません。かといって集中していないと内容が理解できないことが多くあり、結果集中力が上がります。
ストレッチをするきっかけをくれる
ずーっと同じ姿勢でいると体がものすごく痛くなります。そんな時はストレッチしましょう。またストレッチ以外にも目を休ませる必要を認識させてくれたり、整体に通う決断を手伝ってくれるぐらい体が痛くなります。
デメリット?違います、メリットですよ。
ストレス解消になる
ストレスの原因は人間関係の悩みや人生、仕事の悩みが原因になっていることがほとんどです。読書をしているとそんな悩みを解決する手段を日頃から頭の中に入れておくことができるので、悩みが少なくなり、結果ストレス解消の役に立ちます。
たまに読書そのものがストレス解消になるという方がいますが、それは読書中に悩みが解決されたときだけのような気もします。
美的センスが磨かれる
これは活字の本にも当てはまりますが、多くは写真集やマンガ、商品のカタログなどデザイン重視の書籍でより効果が表れます。
本はフォントやフォントサイズ、配置、デザインにこだわって作成していることが多いので、知らぬ間にセンスが磨かれていくのです。
読書のデメリット
- 腰とおしりが痛くなる(座って読む)
- 足が痛くなる(立って読む)
- 目が疲れる
- 手が切れる
- 娯楽の時間が減る
- 役に立つ読書の為にはアウトプットが必要になる
- アウトプットすると全然本が読めなくなる
- 読書を見られると頭がいい人扱いされる
- 新書1冊は回転寿司1~2回分
では簡単に解説していきます。
腰とおしりが痛くなる(座って読む)
これは実体験に基づくんですが、ある時突然慢性的な腰痛に襲われ始めます。そしてそれはなかなか治りません。気を付けてください。
立って読書・ステッパーやウォーキングマシン・エアロバイクを使用しながら読書をする。
足が痛くなる(立って読む)
さて、座って読むと痛いし、立ちましょう。
(30分後)「足が痛くて立ってられない・・・」
これは慣れるまでかなりきついです。でもなれるしかないです。
目が疲れる
メリットでも書いたように目を休ませることの重要性を認識させてくれるぐらい目が疲れます。
手が切れる
新書なんかに多いんですが、紙が固いせいで手を切ったりします。大抵指先を切ります。 はい、痛いです。
娯楽の時間が減る
私は昔YouTubeを観るのと、ゲームが大好きだったのですが、読書を始めてからYouTubeを観なくなりましたし、ゲームは全部捨てました。本気で読書したらそのぐらい時間が無くなります。
役に立つ読書の為にはアウトプットが必要になる
私がブログを書き始めたのは 樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』を読んだのが始まりです。読書を記憶に残すためには複数回のアウトプットが必要です。私の場合このブログが3回目のアウトプットになっています。価値のある読書の為には読書以外が重要なんです。
アウトプットすると全然本が読めなくなる
さぁ!読書の為にアウトプットだ!
- 0~3時間目・・・読書
- 3~4時間目・・・1回目まとめ
- 4~6時間目・・・2回目まとめ
- 6~9時間目・・・3回目まとめ
え?1冊読むのに9時間・・・?全然読めないじゃん。
その通りです、本気で自分に取り込もうと思ったらものすごい時間がかかります。某メンタリストさんなんかは1日に数冊の本を読むそうですが、そう考えるととてつもない能力ですね。ただ、そこまでではないのですが慣れによってスピードは上がります。あくまで最初はこれぐらい時間がかかるというイメージです。
読書を見られると頭がいい人扱いされる
これはメリットに感じるかもしれませんが人によってはデメリットです。私も職場で読書をしていたせいでインテリ扱いされるようになってしまいましたが、頭は悪いです。変な誤解をばらまいてしまうというデメリットですね。
新書1冊は回転寿司1~2回分
新書って価値を考えると1000~2000円って安いっていう方多いんですが、庶民の感覚としてはやっぱりその場で効果のある外食とか、ゲーム・マンガとかに比べると高く感じてしまいますよね。特に私は回転寿司が好きなので、その食費に当てはめるとやっぱりちょっと・・・。
まとめ
では今回の内容をメリットとデメリットに分けて簡単にまとめましょう。
読書のメリットまとめ
読書のをすると文章を読む・書く速度が上がる
理解・読解・共感・集中・継続・記憶力が上がる
知識・情報・語彙が増えて多角的な視点で的確な判断力が身につき、悩みにくく問題の解決能力が上がり、ストレスを感じにくくなる。
また、読書は他人の人生を疑似体験でき美的センスを向上させつつ、疑似体験・知識・情報・美的センスを活用し生活や仕事の効率化ができる。
さらには銃弾から身を守れ、違いの分かる人間になりつつ筋トレができて手先が器用になりストレッチで体も健康に!
読書のデメリットまとめ
腰とお尻or足が痛くなり目が疲れる。しかも紙で手を切ってしまったり。しかもいつもゲームとかしていた時間が無くなって、読書をしっかりやろうと思ったら本を読む時間よりもそれ以外の時間の方が圧倒的に長い
しかも本を読んでいたらインテリ君というあだ名までつけられて、本を買うと1冊につき外食の回数が1回ずつ減っていく。
結局読書ってどう?
読書のメリットには即効性がなくデメリットは即効性抜群なのが分かりましたか?読書人口が少ないのは単純にこれが理由かなと思えるほどに即効性のメリットは少ないです。
長期視点(1年以上先)で効果を信じるのであれば読書はおすすめです。ただ、今を全力で楽しんでやりたいことだけをする人生でよければ読書は不要です。その場合は選択肢も少ないので、楽しい人生になるかと聞かれるとなんとも言えないところです。
私はブログタイトルの通り読書をおすすめしますが、それはあくまで長期的に役に立つと信じているのでおすすめしているわけです。世の中の読書をおすすめする方たちはそれぞれ理由があると思います。この記事を参考に読書のおすすめの理由を深読みして価値を見極めてみてください。
では、皆様の読書ライフに幸あれ!
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