【転職と副業のかけ算】仕事に対する姿勢って?【5冊目】
書籍紹介
転職を考えたことはありますか?今副業をしていますか?
今、転職や副業の『おすすめ』ブームです。色々な場面で転職や副業のおすすめを受けると思います。
でも実際に転職活動を始めたり、副業を始めた方はわずかです。そんな一歩を踏み出した方に対して、どんな作戦で、どうやって行動を起こしていけば満足のいく結果に近づけるかを教えてくれるのが本書です。
では、転職と副業のかけ算 ご紹介いたします。
転職と副業のかけ算 の読書難易度
読書難易度
転職と副業のかけ算
個人の価値が重要な時代
転職の考え方・作戦
副業の考え方・作戦
転職と副業のかけ算について
dy moto(戸塚 俊介) 扶桑社 2019年08月09日頃
転職と副業のかけ算 の構成と読書ポイント
構成 ※書籍内のタイトルではありません
- 序章・・・個人の時代 これからの『安定』について
- 1章・・・motoさんがホームセンターに新卒カードを使った理由と作戦
- 2章・・・成果に繋がる働き方
- 3章・・・転職の考え方と作戦
- 4章・・・副業の考え方と作戦
- 5章・・・生涯年収から生き方を決める
読む際のポイント
本書は『サラリーマン』や『ホームセンターの従業員』など一般人になじみ深いキーワードが重要な書籍なのですが、著者のmotoさんは全然一般人ではなく、継続力・判断力・思考力・才能などがずば抜けた方で、平均的な能力の方にとって再現性はありません。
ですので、本書を読んで同じ道をたどろうとするのはおすすめしません。
本書を読む際に大切なことは、『motoさんの判断に至るまでの考え方を知る』ことであると思います。
転職についてどう考え、どう構え、行動するのか。
副業のジャンルは何を基準にするのか、どうやって少ない時間で結果を出していくのか。
そういった前提で読むと非常に学びが多い本だと思います。
また、読書難易度で、図解の量・質は2点としましたが、図解が無くても理解しやすい書き方をしてくれているので、全体的な読書難易度は決して高くありませんので、読書にあまりなじみがない方にもおすすめできる内容になっています。
転職と副業のかけ算をどう活用しようか
本書はmotoさんが今までビジネスマンとして経験してきたことを端的に説明し、読み手の仕事・転職・副業に対する姿勢や考え方のヒントを教えてくれる内容となっています。
というわけで読み手側はそれらに対する姿勢や考え方を改めたり、初心に帰るという活用方法が一番いいかなと思います。ということで以下の3点に絞って活用してみます。
1日の終わりに自分の価値が上がったか確認する
お仕事が終わって副業や趣味の時間を過ごし、その後就寝の準備をするという流れの中に一日の振り返りの時間を設けて自分自身の価値が今日一日でほんの少しでも上がったかどうか確認してみましょう。
仮に価値が変わっていなかったと感じても心配はいりません。それを常に考えることで確実に自分の価値は上がっていっていると思います。
そしてその進歩はどんなに小さなものでも構いません。
- 素直に謝ることができた
- やさしくお願いすることができた
- 部下を認めてほめることができた
- Excelの新しい関数を1つ覚えた
- 会議で発言できた
こんな小さなことでも1日1日確実に自分を振り返ることができればそれは大きな成長につながっていきます。
そんなわけで、一日の終わりに自分の価値がどうなったかを振り返ってみましょう。
転職について考えるために本業と自分を知る
私自身は現在転職は考えていませんが、これから先転職を考える時期が来るかもしれません。
そんなときの為に大切なことは、自分は今どんな仕事をしていて、どんなスキルが身についているのかを知る事です。
経験が多ければ多いほど色々な事を簡単にこなしてしましますが、それがどれだけの強みになっているかが分かりにくくなってしまってもいると思います。
そんなわけで、客観的に自分の会社・業界・部署・職務内容を今一度おさらいして、自分は社会の歯車のうちどの部分にいるのかを再確認してみようと思います。
皆さんも一度ご自分のお仕事の内容や業界について再確認してみてはいかがでしょうか?もしかしたら思わぬ発見や自分の素晴らしいスキルに気付くことができるかもしれませんよ。
副業と本職の関連性を高めるために努力する
副業にも色々なジャンルがあると思います。趣味を副業にしていたり、本業に関係の深い副業だったり、本業と真逆の副業だったり(デスクワークと肉体労働等)。
たとえどんな本業と副業であっても一切関連性がないということはあまりありません。
少しでも本業と副業の接点を見つけることができれば、それは他社にはない強みに変わります。
強みに変わるような関連性を見つけるためにアンテナをしっかりたてて活動をしていきたいものですね
まとめ
ここまで活用方法を読んでいただいた方で気付いた方がいるかはわかりませんが、本書の活用方法は文章にするのがとても難しいです。
最初にも書いたように、本書は考え方や姿勢を教えてくれる本なので、明確な作戦を練る為には膨大な時間と経験が必要になると考えます。ですが、そもそも方向性を知らなければその時間の使い方も経験の獲得方法もわからないままです。
自分の内側の気持ちが変わる体験をしたい方は是非イチドクをおすすめ致します。
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